節電に向け「エアコン」の今やっておくこと:エアコンの掃除をしよう

暑くなるとフル稼働となるエアコン。各部分ごとの掃除のポイントを以下にまとめます。

エアコンフィルターの掃除

エアコンフィルターは、月に1、2回ほど掃除をしましょう。フィルターにホコリが溜まり、汚れていると不衛生ですし、エアコンの効き具合が悪くなります。

例えばフィルター掃除をしたエアコンは、フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)よりも、年間電気31.95kWhが節電になり、約860円節約できます。 

出所:経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」

 

室外機の周辺を掃除    

エアコンの効きに影響してくる室外機の周辺も確認しましょう。室外機は排熱を担っていますが、フィンの部分にホコリ、ごみが詰まっていると、熱風が外に排出されず室外機周辺に溜まり、冷却効果が失われます。

また、室外機の前に枯葉が積もっていたり草が生えていたりしても、吹出口をふさいでしまうので、熱がこもってしまう原因になります。

そうならないためにも、今のうちに、室外機の周辺をスッキリ整えておきましょう。

エアコンを試運転してみよう

エアコンを久しぶりに使う人は、今のうちに試運転をしておくのも大事なことです。確認するポイントは、

  • エアコンの羽の動きに異常はないか
  • 冷風が出てくるか
  • おかしな音がしないか
  • 嫌な臭いはしないか
  • 何か、ランプが点灯していないか

などです。

万が一故障があったとしても、今の時期であれば、比較的修理の手配はスムーズにできます。

もし本格的な夏になって故障がわかったとしても、電気工事業者はエアコンの取り付け作業で忙しく、修理してもらえるまで待たされることになるでしょう。

お家で気持ちよく過ごすためにも、エアコンフィルターの掃除、室外機の周辺掃除とあわせ、試運転も忘れずしておきましょう。