1. 猫との避難で重要な「3R」とは
日本におけるペットとの同行避難は1986年の伊豆大島三原山噴火から始まりました。
東日本大震災ではボランティア団体によって被災動物救護活動が行われました。
戦禍と災害は同じではありませんが、防災について考えるきっかけにはなりました。
ペットの災害対策は3Rで備えると言われており、準備(Ready)、避難行動と避難生活(Refuge)、飼い主責任(Responsibility)の3つです。
自治体の地域防災計画に地域に合ったペット同行避難のマニュアルを作っておく必要があります。
また、飼い主は緊急時に備えてハザードマットを確認し、自身の中で認知マップを作っておく必要があります。
それは避難経路の方向、距離、時間、障害物などの意識を自分事として捉えるということでもあります。