ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、バランス型ファンドの中でも国内・海外の株式・債券に対し均等に分散投資を行うファンドです。国内外の金融資産に投資することができ、リバランスの手間なども必要ないうえ、信託報酬もインデックスファンドの中にあって比較的低水準です。資産形成にこれから取り組まれる方、日ごろは忙しくてなかなか時間をかけて検討できないという方にも、まずはじめに検討していただきたい投資信託です。

ファンドの概要

ファンド名 ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
委託会社(運用会社 ニッセイ アセットマネジメント
ファンドのタイプ インデックス/バランス型
購入手数料 なし(ノーロード)
信託報酬(年率) 0.23652%(税抜0.219%)
対象投資家タイプ
  • 資産運用経験なし/初心者
  • 30歳未満/30代/40代50代/60代~
  • 資産形成目的
  • リスク許容度小

この投資信託をおすすめできる個人投資家のタイプ

  • これから資産運用を始めたい方
  • リスクを限りなく分散したい方
  • 長期的な資産形成をしたい方
  • 日頃忙しくてポートフォリオのメンテナンスが難しい方
  • 退職金をとりあえず運用したい方

信託報酬(運用管理費用)

0.23652%(税抜0.219%)以内を日々の純資産総額に対してかけた額。

監査費用

日々の純資産総額に対して0.0108%(税抜0.01%)を上限にかけた額。

純資産総額

1,967百万円(2018年2月9日時点)

ベンチマーク

合成ベンチマーク(各投資対象資産の指数を組み合わせた合成指数)。当該ファンドの投資対象資産は、TOPIX(配当込み)、NOMURA-BPI総合、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)、シティ世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)であり、ベンチマークはこれらを25%ずつ均等に組み合わせた合成指数となっています。

構成資産

国内株式、国内債券、外国株式、外国債券をそれぞれ基本的に25%ずつ保有。

主な取扱い金融機関

SBI証券、au カブコム証券、GMOクリック証券、フィデリティ証券、マネックス証券、楽天証券

おすすめのネット証券まとめ

同じ投資信託でも証券会社ごとに購入手数料も異なる

「どこで投資信託を買うか」によって、大きく差が出るのが購入手数料です。同じ投資信託でも、A証券では投資額の3.24%の購入時手数料がかかるのにB証券では0%(無料)ということが当たり前に起こります。その点、ネット証券は投信の購入時手数料が比較的安く設定されているので、ネット証券での購入を検討するといいでしょう。

ノーロード投信を選ぼう!

さらに、ネット証券の中でも投資信託をよりお得に購入できる可能性の高いところがあります。「ノーロード投資信託」、すなわち購入時手数料無料の投資信託の取扱本数を比べてみてください。ノーロード投資信託の取扱本数が多いということは、お得に投資が始められる可能性が高くなるということです。

SBI証券と楽天証券は必ずチェックしよう

ネット証券各社の投資信託取扱本数と、ノーロード投資信託の取扱本数は、SBI証券楽天証券が突出しています。この2社は銀行や大手証券を含む全ての金融機関と比較しても投資信託の取扱い本数が突出しているので、投資信託に興味がある場合には少なくともどちらか1社の口座は開設しておきたいところです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は信託報酬額も比較的低水準であり、資産形成初心者にはおすすめの投資信託です。さらに投資信託について知りたいという方には、以下のリンク先の記事をおすすめします。

>>失敗しない投資信託の選び方:おさえるべき3つのNGと6つのポイント

(参考リンク)

>>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)のファンド情報

【最終更新日:2018年2月12日】

【用語集】

信託報酬(運用管理費用):投資家が投資信託(ファンド)の委託会社・販売会社・受託会社に対して支払う手数料。ファンドごとに異なります。

信託財産留保額:投資信託の中途解約時にかかる費用。託財産留保額が設定されているファンドでは、解約する人がこの費用が負担します。

監査報酬(費用):投資信託の監査にかかる費用。投資信託は、原則決算ごとに監査法人から監査を受けることが義務付けられています。

純資産総額:株式・債券などファンドの資産から負債を差し引いた、ファンドの財産の合計。投資信託の規模を示します。解約等による信託財産の減少や運用する株式・債券価格の下落、決算時の収益分配などにより純資産総額は減少します。

ベンチマーク:その投資信託が運用の目安としている指数。たとえば、ベンチマークが日経平均株価やTOPIXであれば、これらの値動きと比べてファンドがどういう動きをしたか、などという見方で運用成績を判断します。

構成資産:そのファンドを構成する資産(国内外の株式・債券、REITなど)とその割合。

LIMO編集部