ニトリホールディングス(9843)の2017年2月期決算は、30期連続増収増益を達成。増配、意欲的な2018年2月期計画も発表され、株価に対してポジティブな印象だ。

決算ハイライト

2017年2月期通期実績は、売上高が対前年度比+12%増、営業利益が同+17%増、親会社株主に帰属する当期純利益が同+28%増で、30期連続増収増益を達成した。

株価に対する印象はポジティブ。第4四半期(2016年12月-2017年2月)の利益は足踏みとなったが、着地が会社予想および2017年3月2日付の日本経済新聞の営業利益に関する観測記事をやや上回ったこと、2018年2月期通期会社予想が売上高同+11%増、営業利益同+15%増など意欲的な数値であることが理由。さらに2017年2月期の通期一株当たり配当を従来予想の70円から82円へ上方修正し、2018年2月期予想をさらに増配の92円としたこともポジティブ。

ここに注目!

投信1編集部では、新年度上期から着実に増益基調を示せるのか、中国ビジネスに加速感が出てくるのか注目したい。

LIMO編集部