株式投資をする上で、配当金を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、実際にお金が振り込まれると、リターンを実感しやすいです。
しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与え、なかには驚くようなパフォーマンスを見せるケースもあります。
今回はソフトバンクグループ(9984)について、「2年前に買った人の、本当の利益額」を見ていきたいと思います。
それではまず、配当金について見ていきましょう。
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1. ソフトバンクグループの配当金のリターンはいくらか
ソフトバンクグループの株式を2020年4月24日の終値(4,395円)で買い、持ち続けたとすると、2021年3月期の中間配当と期末配当、2022年3月期の中間配当と期末配当の計4回受け取ることができます。
なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。
ソフトバンクグループはそれぞれ以下のとおり配当を出しています。
- 2021年3月期の中間配当/期末配当:22円/22円
- 2022年3月期の中間配当と期末配当:22円/22円
そのため、100株ベースの配当金のリターンは8,800円でした。
2. ソフトバンクグループのトータル・リターンはいくらか
2020年4月24日の終値は4,395円で、2022年4月27日の終値は5,182円でした。
100株ベースの株価変動によるリターンは+78,700円でした。
配当金が8,800円ですので、トータル・リターンは+87,500円、+19.9%となりました。
3. まとめにかえて
ソフトバンクグループの株式の年間リターンは+19.9%となり、株価変動と配当金によりプラスとなりました。
どのように感じられたでしょうか。
株価や配当金の動向など、今後も注目です。
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石津 大希