2. 貯蓄術②:先取り貯金を行う

先取り貯金とは、給与などの収入の一部をあらかじめ先に貯金する方法です。

生活費を使ってから、残りを貯金に……というような貯蓄方法をしている人は多いでしょう。

しかし、手元にお金があると、ついつい使いすぎてしまいますし、毎月の貯金額にばらつきができるので先々の見通しを立てにくいデメリットがあるのです。

しかし、先取り貯金なら、給料を受け取ってまず貯金額を取り分けられるので使いすぎる心配もありません。

貯金の分を元からないものと考えてやりくりできるので、使いすぎることもありません。

なお、先取り貯金の方法は大きく2種類あります。

ひとつは、勤め先の「財形貯蓄」といった制度を活用する方法です。

この制度は、給与から自動で貯蓄分が天引きされます。

もう一つは、銀行などの金融機関の自動積立の定額預金を開設するという方法です。

貯金の目安は、月収の2割が理想ではありますが、節約になれていない段階からそのようなことをすると失敗する可能性も。

まずは、2万円といった小額からスタートするのがおすすめです。