新学期がはじまって1カ月が過ぎました。学年が1つ上がって学習内容も難しくなり、授業についていけるのかと心配になる時期でもあるでしょう。

文部科学省では変化の激しい時代に合わせるため、2020年度は小学校、2021年度は中学校、2022年度は高校と順次、新しい学習指導要綱を実施。小学校ではプログラミングや英語の授業がスタートしています。

実際に、先日小学校の参観で6年生の社会の裁判のしくみの授業を見ましたが、実際の判例を挙げ、生徒に「有罪」か「無罪」を考えさせるなど、基礎知識の習得だけではなく実際の社会と関連させた内容で、昔とは違う印象を受けました。

株式会社インタースペースは、「小学生・中学生の塾通い」に関する実態調査を実施(2021年2月25日公表)。現在小・中学生の子どもがいるユーザーを対象に(n=1037名)に、子どもの通塾率や通い始めたきっかけ、また気になる塾にかかる費用などを調査しています。

塾選びの参考に、どのような内容になっているのかを見てみましょう。

中学生になると2人に1人が塾通い

小・中学生の子どもがいる保護者の方に「現在お子さんは学習塾・進学塾(自習型学習塾や通信教育・家庭教師などは除く)に通っていますか?」と質問したところ、小学生の子どもは24.3%、中学生の子どもは54.2%が塾に通っているということが分かりました。

【学習塾・進学塾に通っている生徒の割合】

  • 小学生…24.3%
  • 中学生…54.2%

※小学生n=727名、中学生n=310名

小学生の4人に1人、中学生にいたっては2人に1人が通塾していることになります。