【点まき】

種まき用の穴を掘り、複数の種をひと穴にまとめてまく方法です。

  • 畝を作り、20~30センチ間隔で深さ1~2センチの穴を作ります。植穴はビール瓶の底などを押し当てると作りやすいでしょう。
  • ひと穴あたりに種を5~6粒まきます。
  • 土を被せたら手で軽く押さえ、水をたっぷりあげたら完了です。

ポットまき

移植が可能な植物は、ポットや育苗箱に種をまき、ある程度育ったら畑に移植して育てることができます。

  • ポットの底穴に鉢底ネットを敷き、土を入れます。
  • 土の表面に指などで深さ2~3センチほどの穴を作り、種を1粒ずつまきます。穴は2~4個が目安です。
  • 種に土を被せたら手で軽く押さえ、水をあげたら完了です。

発芽からある程度生長するまでは水を張ったトレーの上に置き、湿った状態を保つのも効果的。水切れには注意しましょう。

Kevin Mozetic/Shutterstock.com

まとめにかえて

野菜と花を比べても、発芽までの期間は大きく変わってきます。野菜だけに限定しても、一斉に発芽するということはなく、個体差があるのが分かるのも種まきの面白いところです。

ポット苗からの栽培に慣れた人や、コストパフォーマンスを重視したい人、園芸をより楽しみたい人はぜひ挑戦してみてください。

種まきは子供もできる作業。家族で家庭菜園をやってみたい、子供にも野菜づくりに触れてほしいと考えている人にもオススメです。

大城 望