「読んで人生が変わったビジネス書」トップ3の魅力とは
トップ3の本について、それぞれの魅力をみていきます。
1位『7つの習慣』
『7つの習慣』は1996年に出版された書籍。世界中で4000万部以上発行されたベストセラーで、たびたび目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
同書はスティーブン・R.コヴィー博士がアメリカ建国以来、約200年にわたる成功に関する文献を分析した結果、成功者の共通点を体系的にまとめた一冊。読者が選んだ理由も見てみましょう。
- すぐに実践できることが多い
- 成功するために習慣づけるべきことが論理的に理解できる
- 良い習慣を持続させることで仕事だけでなく家庭も含め成功を得られる
同書では小手先でのテクニックではなく、誠意、謙虚、勇気、忍耐といった人格を磨くことでしか真の成功は得られないと説かれています。
人格を磨くのは難しいものですが、実践的、かつ現実的に成功に向けた習慣が書かれており、今すぐにでも取り入れやすい内容が魅力の一つでしょう。
2位『嫌われる勇気』
はじめにタイトルを目にしたとき、衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。特に日本では日々「嫌われたくない」と意識して、周囲に気を遣うことに神経をすり減らす方も多いものです。
欧米では心理学の三大巨匠と称されるアドラー。『嫌われる勇気』はアドラー心理学を「青年と哲学者」の対話形式で解説されていて読みやすく、ビジネスだけではなく友人や家族など対人関係に悩んでいる方も手に取りたい一冊です。読者のコメントは以下の通り。
- ビジネスの世界で必要な哲学だと思う
- 心がラクになった
- 開き直りではなく、信念をもって事態に臨む勇気を強調している
原因ではなく目的を考える、自分と他者の課題を分離するなどオンでもオフでも実践できる方法が書かれています。
3位『1分で話せ』
『1分で話せ』はプレゼンでの話し方を中心に、相手に伝わる話し方について根本的な疑問から応用まで幅広く紹介しています。
取引先との商談や会議など、ビジネスの場で見られるさまざまなシーンの例についても提示されているので理解しやすいでしょう。
- 結論から述べることはビジネスでは大事だと気付かされた
- 説明が下手と言われてましたが、1回で理解して貰えるようになった
- 言葉のまとめ方など分かりやすく実用性が高い
話すのが苦手、という方は意外と多いもの。仕事で話す機会が多い方、相手に伝わる話し方を知りたい方に向いているでしょう。