世界で大人気の車種トヨタ・ハイエース。近年ではキャンピングカーのベース車両としても注目を集めているため、中古車市場でも大人気です。
ハイエースは耐久性も高く、中古車市場も豊富なことから、中古車で購入を検討する方も多いのではないでしょうか。
しかし、どのような点に注意して購入するべきなのかお悩みの方も多いでしょう。大きな買い物のため、失敗や後悔はしたくないですよね。
そこで今回は、中古ハイエースを購入する際に気をつけるポイントを5つに絞って、自動車整備士の視点で解説していきます!
【※参考記事】車中泊のトラブル対策【ドライブレコーダー選び4つのポイント】車中泊向けマスト機能2つ
【中古ハイエース】ファミリーカーなら「スーパーGL」がおススメグレード!
ハイエースのタイプは、「ハイエースバン」「ハイエースワゴン」「ハイエースコミューター」の3種類があります。
ここでは、特に人気で多くのグレードやサイズ設定がある「ハイエースバン」についてご紹介します。
ハイエースバンは、大きく3種類のグレードに分けられます。
1.DX
- ハイエースの中でベーシックなグレードで商用車仕様。
- セカンドシートはベンチシート。チャイルドシートの取り付けができない。
2.DX GLパッケージ
- 外観はスーパーGL。内装や荷室はDXと同じで商用車仕様。
3.スーパーGL
- ファミリーカーとして乗用車やミニバンと同等の装備が備え付けられている。
- セカンドシートは、2段階調整可能なスライドとリクライニングの機能を装備。
スーパーGLとDXの違いを簡潔に説明すると、スーパーGLが普通車で、DXが商用車です。スーパーGLは、標準装備が充実しているため、商用車としてだけではなく普段使用しても全く問題ありません。
一方DXは、商用車用に製作されており標準装備も最低限なため、ファミリーカーには不向きといえるでしょう。
しかしDXは、ボディタイプが3パターンとスーパーGLより豊富なため、カスタマイズの自由度は高いです。購入する際は予算や目的、用途に合わせて選びましょう。
次では、ハイエースを中古で買うときのチェックポイントを、5つに絞ってお伝えしていきます!