多くの人にとってとても大きな買い物となるのが、「マイホーム」です。
自分で住宅やマンションを所有したいと思う方も多いのではないでしょうか。
住宅の購入に伴ってよく登場するのが、「住宅ローン」です。
数千万円規模の買い物を一括でできる人はなかなかいないので、多くの人は住宅ローンの活用を検討するといった状況でしょう。
そこで今回は、元銀行員が、マイホームの購入時に住宅ローンを利用すべきか避けるべきかを解説します。
結論から言うと、計画性のない人は住宅ローンを組むべきでないと考えています。
理由は4つありますので、見ていきましょう。
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1. 住宅ローンの注意点①「住宅ローンは借金」
住宅ローンは、当然ですが銀行などの金融機関から資金を借りてマイホームを購入することになります。
つまり、返済し終わるまでは、「借りたお金で得た家」に住まわせてもらっているともいえます。
日常生活を送る中であまり意識はしないかもしれませんが、自宅でありながら「返済し終わるまでは完全に自分のものではない」ということになります。
予期せぬ事態が起きた際などに、自宅に住めないとなれば、お金を返しながら別の家を借り、その家賃を支払うということになります。