準富裕層をまずは目指す
富裕層の資産額ごとに分けて見てきました。
冒頭でもお伝えしましたが一般的な会社勤めの方でも前述した準富裕層程度であれば目指すことは可能といわれています。
昨今は、つみたてNISAやiDeCoといった投資信託を活用した積立型の資産運用を取り入れる方が増えました。これらの積立型の投資信託も複利効果を最大限に活かすためには長い「時間」を要します。
ざっくりした計算にはなりますが、年6%の複利で30年間運用することができれば、月5万円の積立で約5000万円程度の資産を作れる計算になります。
先述したような、「時間」に対する価値観を高めることは決して富裕層に限ったことではありません。「時間」に対する価値観を高め、行動に移すことが「お金」を生み出します。迷われているうちにも「時間」は刻々と過ぎていきます。
いざ始めようと思っても「銘柄の種類が多くてどれを選んでいいか分からない。」「証券口座はどこがいいの?」など迷われて挫折してしまったという声もよく耳にします。
これまで投資には馴染みがなくて不安という方は、まずはご自身のマネープランについてじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
執筆者
防衛大学校、デザイン専門学校卒業後、大手ハウスメーカーを経て、2012年プルデンシャル生命保険株式会社に入社。8年間、個人営業に携わり卓越した営業成績を残す。営業管理職として採用や部下の育成に尽力し、社内研修ではパネラーに選抜される。社外セミナー講師経験あり。表彰歴多数、2015年度MDRT会員。その後、株式会社GA technologiesに入社、不動産営業を経験後、現在は個人向け資産運用のサポート業務に従事。住宅購入のアドバイスから老後の生活設計まで、人生にかかるお金の相談を強みとしている。証券外務員1種を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/元新聞記者
担当分野
金融と社会保障分野の専門知識を生かし、主に公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度など幅広くカバーしている。
信頼性の高い情報源をもとに、政策の変遷や最新の貯蓄トレンドを掘り下げた記事も手掛けているが、難解な情報を分かりやすく伝えることを意識している。
また、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなど、多岐にわたるテーマについて企画・編集・執筆している。
経歴
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアを開始。
その後、厚生労働省の記者クラブにて約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉に特化した社会保障の専門紙で記者として働いた。
ここで社会保障分野に関する深い知識と実務経験を積み、複雑な制度の解説や政策を分析するスキルを磨いた。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、金融と社会保障分野に特化した記事を執筆している。
スタンス
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最終更新日:2024年11月11日