お金の教育の場として活かしてみる
日にち並びも良い今年のゴールデンウィーク。子どもが通常通り学校に通っても3連休が2回あります。宿泊を兼ねた遠出は難しいけれど、何か子どもの記憶に残ることをしてみたいと思うのが親心。
ただ単に遊びに出かけるのではなく、子どもに予算やお金の使い方を学ばせる機会にしてみてはいかがでしょうか。日本ではお金の教育が諸外国に比べて遅れており、「子どもにお金の話をするのは恥ずかしい」という風潮が根強いです。
ゴールデンウィークはお金のやり繰りを勉強する絶好の機会です。遠出する時にどの程度お金がかかっているのかを学びつつ、予算内に家族全員が楽しめるアイデアを出し合ってみましょう。
その時のポイントは以下の通りです。
- 大まかに予算を決める
- 連休をどのように過ごしたいか親子それぞれ書き記す
- 子どもにやりたいことや行きたい場所をたくさん書いてもらう
- 外食と弁当持参どちらが良いか検討する
- その中から実現可能で予算内に収まるものを選ぶ
- スケジュールを立てる
予算に収まるようにするのは大変な作業ですし意見がぶつかることもあります。十分話し合いをし、「優先順位の低いものや場所」を取り除いて「絶対に外したくないものや場所」を選び、無駄のない計画を立てることができます。
これまで親主導で考えていたけれど、子どもを計画作りに参加させてみると意外と面白いアイデアが浮かんできます。また、親が決めた予定よりも家族であれこれ決める過程は心に残り、それだけで思い出作りにもなります。