「50代おひとりさま」貯蓄格差はより顕著に
次に、50代おひとりさまの貯蓄額を確認しましょう。
平均は約250万円上がっていますが、中央値は10万円減っています。
50代で貯蓄1000万円を超えているのは20.2%に増加。一方の貯蓄ゼロ世帯は41.0%とこちらも増加しています。
50代になれば貯蓄格差がさらに広がっていることがわかりました。やはり老後対策については少しでもはやいうちからが必須といえるかもしれませんね。
40~50代おひとりさまは、手取りから何%貯蓄してる?
老後資金を準備する際、基本となるのが貯蓄をすること。老後に不安を抱えている人は、より計画的に貯蓄をする必要があるでしょう。
40~50代のおひとりさまは、年間手取り収入からどれくらい貯蓄しているのでしょうか。
40代の貯蓄割合
- 5%未満:6.3%
- 5~10%未満:12.7%
- 10~15%未満:14.8%
- 15~20%未満:4.9%
- 20~25%未満:12.7%
- 25~30%未満:3.5%
- 30~35%未満:7.4%
- 35%以上:7.0%
- 貯蓄しなかった:30.6%
50代の貯蓄割合
- 5%未満:6.4%
- 5~10%未満:9.4%
- 10~15%未満:13.3%
- 15~20%未満:5.6%
- 20~25%未満:6.4%
- 25~30%未満:1.3%
- 30~35%未満:6.4%
- 35%以上:9.0%
- 貯蓄しなかった:42.1%
40代で最も多かったのは「10~15%未満:14.8%」、ついで「5~10%未満:12.7%」「20~25%未満:12.7%」が同率(貯蓄しなかったを除く)。
50代では「10~15%未満:13.3%」「5~10%未満:9.4%」「35%以上:9.0%」の順です。
年収や生活費は個人差がありますが、いま貯蓄ができていない人はまずは年間の手取り収入から「10~15%未満」の貯蓄を目標にしてみてはいかがでしょうか。
40代では「20~25%未満:12.7%」、50代では「35%以上:9.0%」も多かったですね。既に貯蓄できている人はこちらを目標にしてみるのがよいかもしれませんね。