将来プランの一歩は「自分の年金目安額」を知ることから

女性の年金受給額について紐解いていきました。

平均寿命が長い女性の場合、老後も長期間になることを想定したマネープランが必要です。そのためには「年金がいくらもらえるか」が重要になります。

女性の厚生年金受給額は平均が10万3808円、もっとも人数が多いのは「9万円以上~10万円未満」でした。

ただしこれは今のシニア女性の平均です。結婚や育児で家庭に入り、厚生年金の加入期間が短い女性も相当数含まれています。

時代は変わりつつあるので、女性の平均受給額は上昇するかもしれません。大事なのは「自分の受給額」を知ることです。

ねんきん定期便が送られてきたら必ず目を通し、できれば日本年金機構の「ねんきんネット」でも確認してみましょう。

これまでの加入実績も確認できるので、記録が正しいかをチェックするのも重要です。

見込額を知ることができれば、将来プランの第一歩です。ここから貯蓄に向けて、さらにマネープランを練っていきたいですね。

参考資料

太田 彩子