病害虫

エバーフレッシュがかかりやすい病害虫には、ハダニ、カイガラムシ、炭そ病、すす病などがあります。

春~秋頃に発生するハダニは乾燥すると発生しやすくなる害虫。カイガラムシは色の白い害虫です。そのままにしておくと、どんどん広がり株が弱って枯れてしまうこともあるので、見つけ次第捕殺して、薬剤を散布するようにします。

炭そ病は春~秋に発症し、株全体に黒や灰色の斑点が広がっていく病気。すす病は、すすのような黒い斑点ができる病気で、いずれもカビが原因で起こります。

混み入った枝葉を定期的に剪定し風通しをよくすること、極度の乾燥を防ぐこと、水やりの際の泥跳ねに注意することなどで、病害虫を予防することができます。日々の観察をおこなって、病害虫から観葉植物を守るようにしましょう。

植え替え

根詰まりを防ぐために1~2年に1度、ひと回り大きめの鉢に植え替えをしましょう。土を3分の1程度ほぐして落とし、枯れ葉や古い根があれば除去しましょう。新しい鉢と用土で株を植え付けて、水をたっぷりあげれば植え替えの完了です。

剪定

エバーフレッシュは生育が旺盛なので定期的な剪定が必要。込み合った枝葉があれば間引きをして、全体の風通しをよくします。エバーフレッシュをあまり大きくしたくない時は、主軸をカットし強剪定をおこないます。

不要な枝を切っていくときは、理想の樹形をイメージしながらおこなうとよいでしょう。

まとめにかえて

日当たりと風通し、水やりに気をつければ、エバーフレッシュは元気に育ちます。長く育てることができますから、ぜひ挑戦してみてください。

大城 望