株式市場では、常に多くの企業の株価が変動しています。
株価が大きく動いた時、その原因を調べると、今後の投資に活用できるヒントが得られることがあります。
今回は、KDDI(9433)を取り上げます。
KDDIの株価は軟調相場の中で上昇し、上場来高値をつけました。
では、なぜその上昇が起こったのか、背景を解説していきます。
KDDIの株価はどのように推移したのか
KDDIの株価は、2022年3月24日の終値で4,164円と、上場来高値を付けました。
2021年12月30日の終値である3,362円と比較すると、+23.9%の上昇となります。
また、10年前の2012年3月23日の終値である895円と比較すると、実に4.7倍の水準となります。
日本株は2022年、年明けから軟調な動きを見せていました。
しかし、KDDIはそんな逆境下、多くの企業の株価が下落するのを尻目に強い動きを見せました。
なぜ、KDDIの株価はこのように堅調な推移となったのでしょうか。