株式市場では、常に多くの企業の株価が変動しています。

株価が大きく動いた時、その原因を調べると、今後の投資に活用できるヒントが得られることがあります。

今回は、ソフトバンクグループ(9984)を取り上げます。

ソフトバンクグループの株価は一時2年ぶりの安値を付けたものの、反転してそこから3割上昇しました。

では、なぜその上昇が起こったのか、背景を解説していきます。

ソフトバンクグループの株価はどのように推移したのか

ソフトバンクグループの株価は、2022年3月31日の終値で5,559円でした。

ソフトバンクグループの株価は2021年5月頃から下落が長期的に継続し、2022年3月15日には終値で4,265円と、2020年5月以来約2年ぶりの安値を付けました。

しかし、株価はそこから反発し、足元では+30.3%と、3割値上がりしました。

出所:ソフトバンクグループ株式会社 公式サイト

2年ぶりの安値から一転して、大きく反発できた要因は何だったのでしょうか。