ボストンテリア・フレンチブルドッグを飼う時の注意点は?

では、実際に飼ってみたい!と思ったときはどういう注意点があるのでしょうか。

基本的にボストンテリア・フレンチブルドッグといった「鼻ぺちゃ」な犬のみならず、猫にも共通するポイントは、呼吸器にトラブルを起こしやすいということです。

個体によっては、動物病院に定期的に通う必要がある場合もあります。

「鼻ぺちゃ」な犬・猫を飼いたい場合は、診療代も予算に入れておくのがお勧めです。

ここからは、種類別の注意点に移ります。

ボストンテリアは小型犬に分類される一方、フレンチブルドッグは中型犬に分類されることが多く、フレンチブルドッグの方が大きな犬であるのは間違いありません。

一般的に、身体の大きさが小さい方がトイレやケージへ使う面積を抑えられる傾向があり、賃貸などでは飼いやすくなります。

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とはいえ、ボストンテリアが小型犬だからといって飼いやすいというわけではありません。

というのも、ボストンテリアは「太りやすい体質」と「運動好き」という傾向があり、健康を維持するために必要な散歩の量が多いためです。

目安として「1日に2回・1日に3km以上」と言われていますが、働いている方でこの時間を捻出するのが難しい方は多いと思います。

だからといって、散歩させないでおくと犬自身にもストレスがかかりますし、健康の面でもあまり望ましい状態ではありません。

そのため、ボストンテリアを飼う場合は特に「必要な散歩の時間を確保できそうか?」ということも予め検討することが必要でしょう。

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一方、フレンチブルドッグも、性格が穏やかというメリットがある一方、関節が弱いので、床が滑りやすいと股関節に強いダメージが出てしまいます。

また、段差に弱い傾向もあるため、家の中でフローリングに滑り止めを塗ったり、段差を減らしたりなど、体質にあわせて工夫をしないといけないのです。

このように、犬種によって注意しなければいけないポイントが大きく異なるので、飼いたいと思ったときはより深く調べていく必要があります。

ペットは終生飼育が基本です。デメリットも把握したうえで、迎え入れるかどうかを決めましょう。

参考資料

當瀬 ななみ