「現金が人気な理由」のひとつ?小学校6年間でかかる費用
小学校に入学したあと、費用はどれくらいかかるのでしょうか。
文部科学省「子供の学習費調査(平成30年度)」から、6年間でかかる費用を公立と私立に分けて見ていきましょう。
公立小学校
- 年間平均:約32.1万円
- 6年間合計:約192.6万円
私立小学校
- 年間平均:159.8万円
- 6年間合計:958.8万円
小学校の場合、私立と公立では約5倍の差がありますね。
教育費の内訳は「学校教育費」「学校給食費」「学校外活動費」ですが、もっとも公立と私立の差が激しいのは学校教育費です。
年間で見ると、公私比率にして14.3もの差があります。
私立小学校に通う人の割合はたった1.2%なので、主に高所得者が通わせている現状がわかります。
ただし入学祝いをする相手が私立小学校に通っている場合でも、必ずしも内容を変える必要はないでしょう。
小学校6年間のうち、第1学年の出費は高め
同調査によると、小学校の学年ごとにかかる費用は次の通りです。
公立小学校
- 第1学年:35万860円
- 第2学年:26万3310円
- 第3学年:29万2950円
- 第4学年:30万9617円
- 第5学年:33万9132円
- 第6学年:37万940円
私立小学校
- 第1学年:189万2002円
- 第2学年:136万6148円
- 第3学年:141万5910円
- 第4学年:149万7087円
- 第5学年:163万684円
- 第6学年:179万314円
学年ごとに費用をみると、第1学年でかかる費用が高めであることがわかります。
こう考えると、入学祝いとして「現金」が一番人気であることにもうなずけますね。