吉野家といえば、言わずと知れた日本を代表する老舗の牛丼チェーン店。

看板メニューの牛丼を筆頭に豚丼(※編集部注)やカレーなど、バラエティ豊かなメニュー展開が楽しめるお店ですね。

その定番の味である「牛皿」が、牛焼肉・牛カルビ・豚生姜焼き・鯖みそとタッグを組んだ「W定食」なるメニューがあるのをご存じでしたか?

W定食って何?味はどうなの?おススメポイントは?などなど、あらゆる側面から食レポ・解説していきます。

【※参考記事】吉野家・豚丼「元祖の味」で2度目の復刻【牛丼のライバル】豚丼ヒストリー&おいしい食べ方

吉野家・W定食ってどんなメニュー?何がダブルなの?

最初に、吉野家のW定食のキホンに触れておきましょう。

吉野家公式ホームページでは、W定食はこんな風に紹介されています。

”吉野家の主力商品のひとつである「牛皿」ともう一品のおかずを選べる『W定食』は、吉野家の牛肉を満喫しつつ、好きなおかずも同時にお楽しみいただける満足度の高い商品です”

1回の食事でおかず2つを食べることができてしまうなんて、なんて満足感が高いんだろう♪

吉野家店内メニュー「おかずがダブルで大満足」

2022年3月現在、吉野家で提供されているW定食は4種類。

  • 牛皿・牛焼肉定食
  • 牛皿・牛カルビ定食
  • 牛皿・豚生姜焼き定食
  • 牛皿・鯖みそ定食

のラインナップです。これらを順番に解説していきます。

牛皿・牛焼肉定食

牛焼肉は牛丼のお肉と一緒で、ショートプレート牛と呼ばれる一頭あたり約10kg程度しか取れない部位を使用しています。

そんな贅沢なお肉を、りんごとごま油を隠し味とした甘辛い特製たれで焼き上げた絶品が、牛焼肉定食です。ジューシーで肉の旨みを十分に感じることができるので、がっつりいきたい方にはおすすめです。

牛皿・牛カルビ定食

牛カルビは、通常の牛丼よりも大判の牛肉を使用しています。お肉にたっぷりと醤油だれが染み込んでおり、味も濃いめでご飯との相性は抜群。

焼肉だれのような少し甘めのタレが特徴で、ネギとのバランスも非常に良いです。口の中でネギのさっぱりとした味わいとカルビ肉の濃いめの味がマッチして、噛めば噛むほどに味わい深くなっていきます。

牛焼肉と味付けは似ているものの、お肉の質感は全然違います。カルビの方が肉厚で大きいお肉が特徴です。

牛皿・鯖みそ定食

じっくり煮込まれ、脂の乗った鯖は骨ごと食べられます。また、こだわりの赤白の合わせ味噌を使用しており、魚料理でもご飯をがっついてしまいます。

魚と肉を両方食べたい!という欲張りな胃袋の願いを叶えるおすすめのW定食です。

【吉野家・W定食】店内メニュー

写真:LIMO編集部

さて、残る一つは牛皿・豚生姜焼き定食。実際に食べてきたので次でがっつり紹介していきます!