オリックスのロシア・ウクライナ情勢から来る影響はどのくらいか
オリックスは2022年3月9日、「ロシア・ウクライナ情勢による当社グループへの影響について」と題して、事業への影響についての説明を発表しました。
オリックスはまず、ロシア・ウクライナ地域に拠点を持たず、従業員もいません。
また、航空機リース事業を展開しており、オリックスが30%出資するAvolon Holdings Limitedにおいて2021年12月31日時点でロシア向けに14機ありましたが、現在ロシア国内にあるのは10機(簿価は約100百万米ドル、オリックス持分考慮後)です。
これらの機体は保険に加入しているとのことです。
航空機リース事業以外では、ファンドを通じた投資残高が約10億円あります。
また、欧州等にてRobecoを中心としたアセットマネジメント事業を展開しているものの、直接的なエクスポージャーはないとしています。