節約しようと思ってはいるし、毎月の収支を考えれば少しは貯金できるはず。それなのになかなかお金が貯まらない、とため息をついていませんか。
松井証券株式会社が全国の25歳(以下Z世代)35歳(以下ミレニアル世代)55歳(以下バブル世代)の男女600名に行った<世代別「お金事情」に関する実態調査>によると、月の貯蓄額平均はZ世代5.9万円、ミレニアル世代5.0万円、バブル世代4.1万円です(2022年3月16日公表)。そんなに貯められていない、という人もいるでしょう。
日々の生活上は問題ないはずなのに、それでも貯金できないのは何気ない行動や習慣のせいかもしれません。新たな年度がはじまるこの時期こそ、普段の生活を見直したいですね。
なかなか貯まらない人がついやってしまいがちな日常の習慣をご紹介します。
見えないラテマネーが多い
カフェやコンビニなどの飲み物代のように、「少額だけど無意識に使ってしまうお金」をラテマネーといいます。
この名称のせいか、飲み物代さえ我慢すればよいと思いがちですが、ラテマネーにはさまざまな種類があります。
たとえばコンビニで買うスイーツや飲み物、スーパーや100均でのついで買い、仕事帰りに買う缶ビールなど。中には複数合わせると毎日使っている、なんて人もいるでしょう。
1日500円のラテマネーを使えば、30日で1万5000円です。
ラテマネーをすべてガマンしてしまうのは難しいので、目安となる回数を決めるといいでしょう。普段食べるおやつはこれ、特別なスイーツは週◯回と分けることで負担も少なく抑えられるでしょう。