2022年の税制改正によって住宅ローン控除(住宅ローン減税)が変わります。
今回は控除率や期間、適用要件など、改正ポイントをわかりやすく解説します。また、住宅の種類による控除額の違いや、繰上げ返済と住宅ローン控除はどちらが得なのかといった、気になる問題についても確認しましょう。
新・住宅ローン控除のポイントは5つ
今回の改正ポイントは大きく5つあります。
- 制度を4年間延長
- 控除率を1%から0.7%に引き下げ
- 控除期間が新築住宅は13年間、中古住宅は10年間になる
- 控除対象の借入限度額が住宅性能、入居年によって変わる
- 対象者の所得条件が3000万円以下から2000万円以下に引き下げ
それぞれ詳しく見ていきましょう。