老後の資金はどう準備する?
老後の資金は、預貯金だけで準備すると決められたわけではありません。
現在の60代でも、貯蓄をバランス良く振り分けて備えているようです。
例えば金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和2年)」から60代二人以上世帯の貯蓄内訳を確認すると、下記の金融商品を保有する世帯が多いです。
- 積立型保険商品(生保・損保):51.8%
- 個人年金保険:29.4%
- 株式:24.6%
- 投資信託:16.8%
これらの金融商品にはもちろんリスクもありますが、銀行預金にはないメリットがあることも事実です。
預貯金でしか貯蓄をしていない方は、まずはこうした資料を参考に、保険や資産運用という選択肢について情報収集してみてはいかがでしょうか。
まだ先のことに思えても、「教育費や住宅ローン返済から解放されると、定年退職が目の前!」ということもよくあります。
今から少しずつ将来資金を作っていきましょう。
参考資料
- 金融広報中央委員会家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯](令和2年)
- 生命保険文化センター「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」
- 家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)家計の概要
LIMO編集部