厚生年金を「平均並み」の15万円以上受け取っている割合とは

厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の受給者数は1610万133人。

受給月額の平均は14万4366円です。

平均を約15万円とすると、それ以上受け取っている人の割合が気になりますよね。

男女別でその割合を確認してみましょう。

  • 全体:約46.4%
  • 男性:約64%
  • 女性:約9.2%

全体では半分弱の約46.4%が「15万円以上」の厚生年金を受給していますが、男女でその違いがはっきりと表れています。

厚生年金の受給額は、基本的に「平均標準報酬額×5.481/1000×加入(勤務)期間」で求められます。(2003年4月以降の加入の場合)

「現役時代の賃金」と「加入期間」が反映されるため、働く女性が少なかった今の年金受給世代では、このような結果が表れているのです。

男女差は埋まりつつありますが、個人差は今後も続いていくでしょう。

厚生年金が「ひと月15万円」に対して多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、実際の受給額を知ることは大切です。

少ないと感じた場合、対策の一つは「繰り下げ受給」となるでしょう。しかし、繰り下げ受給には消極的な結果も垣間見えました。

繰り下げ受給のメリットとデメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか。