キャンプから旅行まで、アウトドアのあらゆる場面で大活躍するキャンピングカーへの注目度が高まっています。

なかでも注目を集めているのが、手軽にアウトドアを楽しめ、カスタムもリーズナブルにできる軽自動車をベースにした軽キャンピングカー(※編集部注)。

車両価格や維持費も「お手頃感」があるため、軽キャンピングカーの購入を検討されている方も多いでしょう。

そこで今回は、人気上昇中の軽キャンピングカーの価格や維持費について詳しく解説していきます。「大型キャンピングカーは高くて手が出せないけれど、軽キャンピングカーなら!」という方は、ぜひ参考にしてください。

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軽キャンピングカーの魅力とは?

軽キャンピングカーの魅力は、コンパクトで実用性が高く、車両価格や維持費がリーズナブルなことです。

軽自動車と同じ感覚で運転できるため、市街地や狭い道も不安なく走行できることも、軽キャンピングカーならではの魅力といえるでしょう。

また、コンパクトで室内空間に限りはありますが、装備によっては、停車中に室内空間を広げられるカスタムも可能です。

価格を抑えながらも室内空間を確保できるので、軽キャンピングカーでも快適に過ごせるといえるでしょう。

軽キャンピングカーのベースタイプ

軽キャンピングカーには、大きく分けて2種類のベースタイプがあります。

  1. 軽トラックをベース車両とした「軽キャブコン」
  2. 軽バンやワゴンをベース車両とした「軽バンコン」

それぞれの特徴を解説していきます。

1.軽トラックをベース車両とした「軽キャブコン」

外装はキャンピングカーらしさが出ており、荷台にアルミなどの専用ボディを架装しています。

軽バンコンと異なる点は、軽自動車の規格を最大限に活用できることです。そのため室内空間を広く確保したい方におすすめの車両です。

2.軽バンやワゴンをベース車両とした「軽バンコン」

一見すると、普通の軽自動車と見分けがつきません。自動車メーカーが制作したボディを流用するため、軽キャブコンと比べ、居住空間に限りがあります。

通常の軽自動車と異なるのは、後部座席が居住空間になっていることだけです。そのためキャンプ以外の「普段使い」が多い方は、軽バンコンがおすすめです。

「どのような目的や用途で使用するのか」「装備には何が必要なのか」など、あらかじめ決めておくと理想の軽キャンピングカーを手に入れられるでしょう。