皆さんは「年収1000万円でも貧乏!」という言葉を聞いたことはありますか?
実は、日本では年収が高いほど収める税金も高くなる「累進課税」という税金の制度を取り入れています。
近年は税金の負担が重く、貯金が思うようにできない「貧乏な高所得者」も増えています。
テレビCMやネットで「節税」をキーワードにイデコやふるさと納税に関する広告を目にする機会が増えたのも、そういった背景が要因の一つとしてあるようにも感じますよね。
そこで、今回は年収1000万円世帯の人は日本でどれくらいいるのか等、そのお金の事情についてフォーカスしていきたいと思います。
年収1000万円超は日本でどれくらい?
最初に、国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」を元に、年収1000万円の方はどれくらいいるのかを見ていきましょう。
年収1000万円超の割合は、全体で4.6%(男性7.1%、女性1.1%)でした。
男女ともにごく限られた人が年収1000万円超ということが分かりました。