「子どもに寂しい思いをさせているから」とお金をかけてしまう

共働き世帯の平均年収は高く、多忙なもののきちんと計画を立てれば十分貯蓄できるご家庭は多いでしょう。

しかしちょっとした不安や気の緩みで、なかなか貯蓄できない場合もあります。

たとえば、共働きのご家庭でよく抱えがちなのが「小さな頃から保育園に預けている分、寂しい思いをさせている子どもにお金をかけてあげたい」という思いです。

仕事をしていて子どもと離れる時間が多い分、「寂しい思いをさせているかも」という不安は抱えてしまいますよね。

だからと好きなおもちゃやゲームを何でも買ったり、たくさん習い事をさせたり、塾や通信教育にお金をかけたりしていると、想像以上の金額がかかってしまいます。

まずは家計簿をつけるときに「教育費」という項目を作り、育児にどれだけお金をかけているかきちんと見える化することが大切です。ほんとうに必要なのか考え、不要なものは削ぎ落としていくとよいでしょう。

お子さんがほんとうに望んでいるのはお金をかけてもらうことではなく、いま興味あることや今日あったことを話したり、一緒に遊んで笑い合ったり、そういった何気ない親子の時間かもしれません。