「子どもに寂しい思いをさせているから」とお金をかけてしまう
共働き世帯の平均年収は高く、多忙なもののきちんと計画を立てれば十分貯蓄できるご家庭は多いでしょう。
しかしちょっとした不安や気の緩みで、なかなか貯蓄できない場合もあります。
たとえば、共働きのご家庭でよく抱えがちなのが「小さな頃から保育園に預けている分、寂しい思いをさせている子どもにお金をかけてあげたい」という思いです。
仕事をしていて子どもと離れる時間が多い分、「寂しい思いをさせているかも」という不安は抱えてしまいますよね。
だからと好きなおもちゃやゲームを何でも買ったり、たくさん習い事をさせたり、塾や通信教育にお金をかけたりしていると、想像以上の金額がかかってしまいます。
まずは家計簿をつけるときに「教育費」という項目を作り、育児にどれだけお金をかけているかきちんと見える化することが大切です。ほんとうに必要なのか考え、不要なものは削ぎ落としていくとよいでしょう。
お子さんがほんとうに望んでいるのはお金をかけてもらうことではなく、いま興味あることや今日あったことを話したり、一緒に遊んで笑い合ったり、そういった何気ない親子の時間かもしれません。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)