もうすぐ3月。周りでも定年退職を迎える方が多いのではないでしょうか。
最近では定年が延長される企業も多く、65歳まで働く方が増えました。中には70歳を過ぎても働く方もいます。
一方で、定年を迎えると悠々自適に自宅で過ごす方もいます。働くとしても、現役並みの収入とはいかないので、収入減は免れないでしょう。
そこで考えたいのが、公的年金について。実際、今のシニア世代は国民年金と厚生年金をいくら受け取っているのでしょうか。
それぞれの年金にわけて、厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」から本当の受給額をさぐってみましょう。