将来を見据えた計画を60代から始めよう

金融審議会の「市場ワーキング・グループ第21回(厚生労働省提出資料)」によると、2015年時点に65歳を迎えた1950年生まれの方は、男性の3人に1人、女性の5人に3人が90歳まで長生きする見込みです。

出所:金融審議会「市場ワーキング・グループ第21回(厚生労働省提出資料)」

上記を見ると、2025年に65歳の1960年生まれの方は男性の38%が、女性の64%が90歳まで長生きする見込み。

2045年に65歳の1980年生まれの方は男性の43%が、女性の69%が90歳まで生きる見込みです。「人生100年時代」とは言われますが、リアルに感じる数字となりますね。

一般的に65歳で年金を受け取り始める方が多く、そうすると100歳まで約35年間老後生活になります。その間貯蓄を切り崩すことを考えると、早いうちからマネープランをしっかり立てておくべきでしょう。

貯金もよいですが、今は投資信託を毎月積み立てる積立投資も資産形成の一つとして人気が高まっています。運用なのでリスクはありますが、積み立てることで買付の時期が分散でき、ある程度リスクを抑えることも可能です。

投資対象によりパフォーマンスは異なるので、しっかり情報収集をした上で検討しても良いでしょう。

60代の今から、将来を見据えた行動を開始してはいかがでしょうか。

参考資料

LIMO編集部