ネモフィラの育て方

種から育てる場合

種から育てる場合は9〜11月頃に種まきをおこないます。種は園芸店や通信販売などで購入できますし、個人で楽しむのであれば、開花後の5~6月頃に採種したあと、乾燥保存をしておくと秋に種を蒔くことができます。

ネモフィラの種の発芽に適している気温は20度前後。9〜11月頃に種をまくと10日後くらいに発芽し、冬の間に苗が育ち、春に花を咲かせます。

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種まきのときは耕した土の表面を慣らし、1センチほどの間隔を空けながら1センチほどの深さで種をまきます。複数列で種まきをおこなう場合は、列の間隔を10~15センチ程度空けましょう。

ネモフィラは秋に種をまいて冬を越します。したがって寒さにはやや強いのですが、氷点下になるときはマルチングや霜よけなどの防寒が必要です。

苗から育てる方法

苗から育てる場合、2〜4月頃に植えるのが向いており、日が長くなってきた4~5月頃に花が咲きます。今の時期は園芸店や通信販売などで苗を手にいれやすい時期です。

ネモフィラは環境の変化にあまり強くありません。苗で購入した場合は根鉢を崩さず、深植えしないように注意して植え替えましょう。

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ポットから抜いたときに根づまりをしているようなら、根をハリやすくするためにハサミで切り込みを入れてから植え付けます。

ネモフィラは成長すると横に広がって大きくなるので、若い苗の状態でも密に植えず、少し間をあけて植えると元気に育てることができます。