ネモフィラの管理方法
水やり
ネモフィラは北アメリカ西部の乾燥した土地が原産のため多湿を嫌い、長期間水分を含んでいる状態が非常に苦手です。
プランターの場合、水やりは土が乾いてからたっぷりとあげるようにしましょう。水やりのときは葉に水をかけず、根本に水をかけるようにします。
水やり後は風通しのよい場所へ、また雨が長く続くような日は屋根の下などに移動すると安心です。
地植えの場合はほとんど水をあげる必要はなく、乾燥した日や雨の降らない日が長く続いた時のみ、様子を見ながらあげるとよいでしょう。
開花後の管理
花は咲き終わりかけているものから摘んでいくことで、長く楽しむことができます。蒸れに弱いため、株元の黄色くなった葉は早めに取り除きましょう。
様子を見ながら2週間に1回程度、液体肥料を与えると花が長く楽しめます。
病害虫対策
春になるとアブラムシが発生しやすいため、よく観察して必要に応じて防虫剤を散布し、アブラムシが発生した場合は早めに駆除します。
ネモフィラは葉が密に茂るため、株内が蒸れやすい植物。株元の黄色くなった葉は適宜取り除きましょう。蒸れはうどんこ病や灰色かび病など、病気の誘因になります。なるべく風通しよい場所において湿気を避けることが大切です。
まとめ
今回はネモフィラの育て方を紹介しました。日当たりを確保し、風通しのよい場所で育てると、春のベランダが一気に華やかになりますよ。
地植えだとカーペットのように広がる景色を楽しめます。ベランダにプランターを置いて育てるのもよいでしょう。ネモフィラが美しく咲く様子をお部屋から眺めることができます。
ハンギングバスケットに植えて、ぶら下げて育てるのもオススメ。今年はネモフィラの咲く華やかな庭を作ってみてはいかがでしょうか。
LIMO編集部