長距離走行には向いてない場合も

走行性能は意外と高い電気自動車には弱点があります。それは1回の充電で進める距離がガソリン車に比べると短いというところ。国産の電気自動車で知名度が高い日産のリーフの現行モデルの場合2つのバッテリー容量から選択できますが、低い容量のだと322km、大容量モデルでも458kmほどの航続可能距離となっています。

条件によって航続可能距離は変動しますが、ガソリン車と比較するとその1.5倍から3倍近い距離を走行できる車もありますので、どちらかといえば電気自動車は短距離〜中距離向けと言えるでしょう。

充電に時間がかかる

当然ですがバッテリーが無くなれば充電する必要があります。

最近は街中に急速充電器が増えてきていますが、その充電時間はそれなりにかかります。

再度リーフの場合を確認してみると、ほぼ空の状態(バッテリー残量警告灯が点灯した時点)から80%まで急速充電をする場合、温度の条件によって上下しますが、小容量モデルで40分、大容量モデルで一時間かかります。

もちろん充電中は走行することができませんので充電中は時間の使い方に困るかと思います。

食事中などに充電すれば問題ないかもしれませんが、すでに充電している先客がいた場合はそれを待たなければならないのでさらに時間がかかります。

ガソリンのようにスムーズな給油ができないのも気をつけなければならないポイントとなります。