【国民年金】みんなの受給月額と平均

つづいて、同じ要領で国民年金の年金月額階級別の老齢年金受給者数をみていきましょう。

全体平均が5万6252円の国民年金ではどのような分布になっているのでしょうか。

  • 1万円未満:7万4554人
  • 1万円以上~2万円未満:29万3600人
  • 2万円以上~3万円未満:92万8755人
  • 3万円以上~4万円未満:284万2021人
  • 4万円以上~5万円未満:466万3638人
  • 5万円以上~6万円未満:776万979人
  • 6万円以上~7万円未満:1483万5773人
  • 7万円以上~:188万2274人

国民年金の受給者の総数は3328万1594人です。

平均にあたる5万円以上~6万円未満の年金受給者は776万979人で、全体の約2.3%という計算になります。

月額5万円以上の国民年金を受け取れている方は約74%ですから、厚生年金に比べると多数の方が平均額に達する年金を受け取っているようです。

とはいえ、ボリュームゾーンが6万円以上~7万円未満となっている事からも分かるとおり、国民年金は元々の受給額水準が低いという懸念点があります。

平均的な金額がもらえても「生活するに足るか」という視点で考えてみるのが良いですね。