65歳以上二人以上世帯のうち「無職世帯」の貯蓄事情とは
では、このうち「無職」世帯に限定すると、その貯蓄事情はどのようになるのでしょうか。まずは現在貯蓄高の推移を確認します。
65歳以上・無職世帯「現在貯蓄高」の推移
- 2015年:2416万円
- 2016年:2350万円
- 2017年:2337万円
- 2018年:2233万円
- 2019年:2218万円
- 2020年:2292万円
2015年以降は減少傾向にありましたが、2020年は増加して2292万円です。新型コロナウイルスの影響や、将来への不安で貯蓄傾向が高まったことなどが考えられます。
まだ同資料から貯蓄の「種類別貯蓄現在高(二人以上の世帯)」をみると、「通貨性預貯金」618万円(27.0%)、「定期性預貯金」920万円((40.1%)、「生命保険など」397万円(17.3%)、「有価証券」348万円(15.2%)などで分散していることがわかりました。
預貯金だけでなく、運用なども駆使してお金を守りながら育てている様子がわかります。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。