資産寿命も延ばす
70代でも、まだまだ元気に仕事をしているという方も多いのではないでしょうか。実際、各種の意識調査では65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くなっていることから、75歳以上を高齢者の新たな定義とすることが提案されているようです。
このようなことをふまえると、健康寿命だけでなく「資産寿命」も意識する必要があるのではないでしょうか。
貯金するだけでは、資産を増やすことは難しい時代です。複利の効果を使ってお金にも「働いてもらう」ことができれば、資産が減るまでの期間を延ばせるかもしれません。
少額からの積立て投資を後押しする国の税制優遇制度、「iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)」や「つみたてNISA」の活用を検討してもよいかもしれませんね。
資産運用のポイントの1つは「時間」です。運用期間が長いほど、リスクが軽減しリターンが安定してきます。複利の力を借りて、雪だるま式に資産を増やしていくことにも繋がります。
充実したセカンドライフに向けたお金の準備を「いまから」考えてみるのはいかがでしょうか。
参考資料
吉田 奈都子