ニトリHD急騰、SMCが高値更新。日経平均は横ばい続く

【東京株式市場】2017年2月23日

株式市場の振り返り-日経平均の終値は連日の横這い、イベント待ちの様相に

2017年2月23日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 19,371円(▲8円、▲0.04%) 小幅続落
  • TOPIX 1,556.2(▲0.8、▲0.1%)  4日ぶり小幅反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,046.9(+13.1、+1.3%)  4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,013、値下がり銘柄数:848、変わらず:140
  • 値上がり業種数:18、値下がり業種数:15

東証1部の出来高は19億6,106万株、売買代金は2兆43億円(概算)となり、いずれも前日から減少しました。NY市場が最高値を更新したものの、週末に行われるトランプ大統領の演説内容を待つスタンスが徐々に強くなった模様です。

そのような中、日経平均株価は寄り付きこそ小高く始まりましたが、前場の半ばに最近よく見られる突如の急落があり、一時▲117円安となる場面がありました。その後は下げ幅を縮小する値動きとなり、大引け間際には急速に戻しています。結局、前日終値とほぼ同じ小幅安で引けました。

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これで終値は2日連続の横這いとなりましたが、いずれも取引時間中に荒い値動きが見られたのが特徴です。なお、TOPIXも同じような値動きでした。

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東証マザーズ総合指数は4日続伸、売買代金は9日連続の1,000億円超

東証マザーズの出来高は7,126万株、売買代金1,285億円となり、いずれも前日から増加しました。値嵩株を中心に個人投資家の資金流入が続いており、出来高は決して高いとは言えないものの、売買代金は1,300億円に迫っています。

これで9日連続の1,000億円超を維持していまが、昨年は3月11日~7月19日まで4か月強にわたって連日の1,000億円超だったことを考えると、まだまだと言えます。なお、総合指数は大幅高となり、4日続伸となりました。

急騰したSMCが年初来高値を更新、ニトリHDやピジョンなど内需関連が買われる

個別銘柄では、SMC(6273)が+5%超上昇する急騰となり、年初来高値を更新しました。また、ニトリホールディングス(9843)も急騰し、しまむら(8227)も大幅上昇となっています。

さらに、ピジョン(7956)、資生堂(4911)、ライオン(4912)などが大きく値を上げ、花王(4452)も堅調に推移し、アステラス製薬(4503)や塩野義製薬(4507)などの薬品株も上昇となりました。

一方、高値更新が続いたアルプス電気(6770)が大幅反落となり、東芝(6502)、NEC(6701)、パイオニア(6773)など電機低位株に下落が目立ちました。

また、三井住友フィナンシャルグループ(8316)や野村ホールディングス(8604)など金融株が大きく値を下げています。

新興市場では、Gunosy(6047)が急騰し、CYBERDYNE(7779)も久々に大きく値を上げました。一方、串カツ田中(3547)が大幅反落となり、アカツキ(3932)も冴えない値動きに終始したようです。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。