みなさまは純貯蓄という言葉をご存知でしょうか。
一般的には貯金額を気にされる方のほうが多いかもしれませんね。
家計の収支を見る時には実は1番重要な数字なのが、純貯蓄なのです。
今回は「年収500万円世帯」に着目し、本当の貯蓄額をご紹介していきたいと思います。
本当の貯蓄とは
では、タイトルにもある「本当の貯蓄」のご紹介からいきたいと思います。
「本当の貯蓄」=「純貯蓄」
「純貯蓄」=「貯蓄」―「負債」
という考え方になります。では、なぜ純貯蓄が重要なのでしょう。
例えば、下記のようなケースはみなさまにどう写りますか。
Aさん
- 貯蓄:100万円
- 負債:0万円
Bさん
- 貯蓄:1000万円
- 負債:1200万円
Bさんの方が10倍の貯蓄額がありますが、上記の式に当てはめると純貯蓄はAさんが100万円、Bさんが▲200万円ということになりますね。
家計でみるとAさんが黒字になります。