年収500万円世帯の「本当の貯蓄額」は100万円台。家族構成はどうなっているか
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みなさまは純貯蓄という言葉をご存知でしょうか。
一般的には貯金額を気にされる方のほうが多いかもしれませんね。
家計の収支を見る時には実は1番重要な数字なのが、純貯蓄なのです。
今回は「年収500万円世帯」に着目し、本当の貯蓄額をご紹介していきたいと思います。
本当の貯蓄とは
では、タイトルにもある「本当の貯蓄」のご紹介からいきたいと思います。
「本当の貯蓄」=「純貯蓄」
「純貯蓄」=「貯蓄」―「負債」
という考え方になります。では、なぜ純貯蓄が重要なのでしょう。
例えば、下記のようなケースはみなさまにどう写りますか。
Aさん
Bさん
Bさんの方が10倍の貯蓄額がありますが、上記の式に当てはめると純貯蓄はAさんが100万円、Bさんが▲200万円ということになりますね。
家計でみるとAさんが黒字になります。
執筆者
大阪学院大学経済学部卒業後、東洋証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に約9年間従事する。特に米国株、中国株の提案を得意とし、豊富な金融知識を活かした顧客ニーズに沿う提案が強み。表彰歴多数。現在は、個人向け資産運用のサポート業務を行う。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者
担当分野
金融と社会保障分野の専門知識を生かし、主に公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度など幅広くカバーしている。
信頼性の高い情報源をもとに、政策の変遷や最新の貯蓄トレンドを掘り下げた記事も手掛けているが、難解な情報を分かりやすく伝えることを意識している。
また、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなど、多岐にわたるテーマについて企画・編集・執筆している。
経歴
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアを開始。
その後、厚生労働省の記者クラブにて約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉に特化した社会保障の専門紙で記者として働いた。
ここで社会保障分野に関する深い知識と実務経験を積み、複雑な制度の解説や政策を分析するスキルを磨いた。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、金融と社会保障分野に特化した記事を執筆している。
スタンス
信頼性の高い情報をもとに読者の皆さんに実用的で分かりやすい内容を届ることを大事にしている。
厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)などの信頼性の高い官公庁の公開情報を基に、読者が日々の生活や将来の計画に役立てられるようなアドバイスを心掛けている。
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最終更新日:2024年8月9日