進学、就職、転勤などで引っ越す方が多いこの時期。憧れの街に住む方もいれば、いざ物件を探すと思ったより家賃が高かったなんて方もいるでしょう。住む場所を決めるのはなかなか難しいですよね。
首都圏で人気のある街は年々変わりますが、今人気の街はどこでしょうか。株式会社LIFULLが「LIFULL HOME'S」に2021年に掲載された物件のうち、実際の検索・問合せ数から算出した『2022年 LIFULL HOME'S 住みたい街ランキング』より、「借りて住みたい街(駅)ランキング」トップ10をご紹介します(2022年2月3日公表)。
また、物件を決める際に気になるのが家賃。日本の平均年収である年収400万円台世帯の平均家賃も確認しましょう。
借りて住みたい街1位は「本厚木」
株式会社LIFULLの調査より、「借りて住みたい街(駅)ランキング」をみていきます。
【首都圏版】借りて住みたい街(駅)ランキング・平均家賃(1LDK)
- 1位:本厚木(小田急小田原線)/7万663円
- 2位:大宮(JR京浜東北・根岸線ほか)/9万1224円
- 3位:柏(JR常磐線ほか)/7万7793円
- 4位:八王子(JR中央線ほか)/7万5547円
- 5位:西川口(JR京浜東北・根岸線)/8万2948円
- 6位:葛西(東京メトロ東西線)/9万9446円
- 7位:三鷹(JR中央線ほか)/11万6891円
- 8位:蕨(JR京浜東北・根岸線)/8万4677円
- 9位:千葉(JR総武線)/7万9676円
- 10位:川崎(JR京浜東北・根岸線ほか)/10万8892円
借りて住みたい街1位は、去年に引き続き「本厚木」でした。コロナ禍で続く郊外化傾向。神奈川県の県央部に位置するも、新宿駅まで乗り換えなしで移動できる利便性が人気の一つでしょう。スーパーや商店街も充実しており、幅広い層が住みやすいエリアです。
2位も去年に引き続き埼玉県で最大級のターミナル駅「大宮」でした。こちらも都心へ移動しやすく、駅周辺はにぎやかですが駅から離れると住宅地もあります。
3位以降も柏、八王子、西川口と準近郊・郊外の場所がランクイン。買い物に困らず、駅から少し離れれば落ち着いた住宅地があり、都心へのアクセスが便利な郊外に人気が集まっています。