ケーキや洋菓子を主に扱う食品会社である不二家は、1910年創業の老舗メーカーです。イメージマスコットである「ペコちゃん」のキャラクターグッズを展開するなど、多くの人にとって身近な会社でもあります。

そんな不二家では、「ケーキは、愛で、できている」のキャッチフレーズを掲げ、バレンタインシーズンにピッタリなケーキを発表しました。現在発売中の商品に加え、2022年1月28日(金)からはさらなるラインナップが登場予定となっており、SNSなどでは早くも注目が集まっているようです。

株式会社不二家が2021年10月に発表した「2021年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕」によりますと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種は進むものの、依然として感染拡大の影響があり厳しい状況が続きました。特に、食品業界は外出や会食の自粛があり、特に飲食店や物販店では大きな影響を受け、厳しい経営環境となりました。

そんな中不二家グループは、巣ごもり消費など新しい生活様式に対応。その結果、当第3四半期連結累計期間は、洋菓子事業・製菓事業ともに好調に推移し、売上高は738億1400万円 (対前年同期比106.0%)と、前年同期の実績を上回りました。また、利益面でも営業利益は19億5700万円(対前年同期比 388.4%)、前年同期の実績を上回り、コロナ禍の厳しい経営環境の中、増収増益になりました。