『ハチワンダイバー』by柴田ヨクサル

将棋監修:鈴木大介九段

『週刊ヤングジャンプ』で連載していた完結済作品で、コミックスが全35巻発売されています。「このマンガがすごい!」2008年版のオトコ版で第1位を獲得した人気作品です。

2008年に放送されたテレビドラマは、溝端淳平の初主演ドラマとしても知られています。

かつて奨励会でプロ棋士を目指していた菅田健太郎は、夢を諦め素人相手の賭け将棋で金稼ぎをする生活を送っていました。

そんなある日、健太郎は「アキバの受け師」と呼ばれる凄腕女真剣士の存在を知り、勝つ気満々で勝負を挑みます。

しかし、健太郎は圧倒的な強さを誇る彼女にあっさりと完敗。なけなしのプライドまでめちゃくちゃにされたことで、彼は将棋への真剣さを取り戻し始めて……?!

ハチワンダイバー【読む将ポイント】

将棋とバトルという異色の組み合わせが魅力の本作。将棋=地味という一般的なイメージにはお構いなしに、ド派手でスリリングな戦いが繰り広げられます。まさに暑苦しいまでの展開。

登場人物のキャラが濃いのも見どころのひとつ。敵も味方もそれぞれに魅力があるので、思わず目移りしてしまうかも。

『永世乙女の戦い方』byくずしろ

監修:香川愛生女流四段

『ビッグコミックスペリオール』で2019年から連載中。タイトルからわかる通り、女流棋士の存在にスポットが当てられています。

主人公の早乙女香は、女流棋士として活躍中の17歳。彼女は、自身がこの世界に入るきっかけとなった女流棋士・天野香織のようになることを目標に、将棋の腕に磨きをかけ続けていました。

しかし、香織は「最強」とも呼ばれるとても遠い存在。彼女にたどり着く前に、香はさまざまなライバルと対峙することになります。

永世乙女の戦い方【読む将ポイント】

将棋に魅せられた少女たちの熱い戦いが見られる作品。

主人公である香をはじめとして、登場する女流棋士たちはみんな将棋のことばかり考えています。そんな彼女たちの姿を見ていると、何かに熱中する時間がいかに美しいかを思い知らされるはずです。

真剣勝負をしている女流棋士たちはいつも、恐ろしさすら感じさせる鋭い表情を浮かべています。まさに「絶対に負けられない者同士の戦い」です。