年収400万円「ふつうの世帯」みんなの貯蓄の平均と中央値を大解剖!
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連日最多が報じられている新型コロナウイルスの感染者数。寒さも続き、家にいようと考える方も多いでしょう。
増えたおうち時間で考えたいのが、普段忙しくてじっくりと向き合うことが少ない「お金」のこと。少し前の調査になります※が、厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」によれば、日本の世帯の所得の中央値は437万円です。
日本の「ふつうの世帯」ともいえる年収400万円台。実際には共働きや専業主婦世帯、高齢者世帯など家庭の状況も年収もさまざまですが、今回は年収400万円台に注目してその貯蓄事情を紐解いていきましょう。
※編集部注:2020年の調査は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。
世帯の所得・中央値は年収400万円台
厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」によると、所得金額階級別の世帯数の分布は次の通りです。
平均所得金額は552万3000円ですが、平均は一部の大きな金額に引っ張られやすい傾向にあります。中央値でみると437万円でした。
では、年収400万円台の貯蓄について確認していきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。