平均から考えたい我が家の貯蓄

年代別の貯蓄額や、貯蓄の内訳を見ていきました。ご自身の貯蓄額と比べていかがでしょうか。結果を見て安心した方や、不安に感じた方など様々かと思います。

貯蓄計画を考えるとき、平均や中央値を参考にするのも一つですが、さらにライフプランに合わせた個々の目標設定が重要になります。

年代ごとの金額は一つの目安に過ぎず、必要となるお金は「子どもの数」や「居住地」などで大きく変わるからです。「年収1000万円」「貯蓄1000万円」などの数字に対する印象が、家庭によって変わるのもこのためです。

大切なのは、まず貯蓄の目的を意識すること。子どもの教育費や住宅の購入費、さらに視点を伸ばして老後の資金まで計画することで、今必要となる貯蓄額が明確になります。

まずは目標を詳細に設定することから始めてみてはいかがでしょうか。貯蓄をスタートする際には、調査のように預貯金と有価証券に振り分けることも大切です。

資産を守りながら、増やしていく。そのためにもしっかり情報収集し、自分に合う方法で効率よく進めていきたいですね。

参考資料

太田 彩子