ラナンキュラスの育て方

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ラナンキュラスは日当たりのよい乾燥気味の環境を好むので、あらかじめ育てる場所を決めておきましょう。土は水はけがよく、有機物に富んだ用土を準備しておきます。市販の培養土でも大丈夫です。

過湿にならないように注意すると上手に育てられますよ。

植え付け

ラナンキュラスは球根と苗が出回っていますが、初心者は苗から育てるのがおすすめです。春先に出回る苗は株が十分に育っているので、初心者も育てやすいでしょう。手に入れたタイミングで植え付けます。

地植えの場合は、植え付け前に腐葉土や砂などを混ぜておき、排水性のよい土壌を作ります。植穴を掘って、苗の根鉢をあまり崩さないように植え付けましょう。植え付け後はたっぷりと水をあげます。

鉢植えで育てる場合は5~6号鉢を用意します。底に鉢底ネットと鉢底石を敷いてから土を入れます。傷んだ根を取り除く程度で、根鉢はあまり崩さないように植え、土表面から5~10センチほどの下の位置に球根がくるようにします。

ウォータースペースも忘れないように確保しておきましょう。

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植え付け後は日陰の涼しい場所で管理します。10日ほど経ったら水をあげましょう。土が乾きすぎても根張りが悪くなるので、葉が少ないときも水やりを忘れないようにしましょう。

水やり

土が乾燥する前に水やりをすると過湿になってしまい、球根が腐る原因になります。水やりは土の表面が乾いた時にたっぷりあげることを心がけましょう。

ラナンキュラスは花びらが薄いので水が当たると傷んでしまうことも。水やりの際は花や葉に水がかからないように気を付けてください。