プラグインハイブリッドシステムと、常に4輪を最適に制御するS-AWCシステムが魅力のパワートレイン
パワートレインは、最大出力98馬力を発生する2.3リッター直列4気筒自然吸気エンジンと、最大出力85kW(115馬力)を発揮するモーターを前後に搭載したプラグインハイブリッドを採用。
アウトランダーPHEVに採用されているプラグインハイブリッドシステムは、エンジンは発電機として使い、モーターの力で走行するシリーズ ハイブリッド方式を採用。
駆動用バッテリーは、総電力量20kWhと大容量となっています。これにより、バッテリーのみで走行できる距離80キロ以上と、一般的なハイブリッド車よりもモーターだけで長距離走行することができるため、ガソリンの消費を抑えてドライブすることができます。
駆動システムは、前後それぞれ1基ずつ駆動用モーターを搭載する4輪駆動を採用。前後左右の駆動力の配分を制御し、常に4輪を最適に制御するS-AWC(Super All Wheel Control) を搭載。これにより、あらゆる路面で安定した走行性能と、リニアなハンドリングを実現したと謳っています。
また、路面状況や運転スタイルに応じて選択できる7つのドライブモードを設定。舗装路での通常走行に最適なNORMAL(ノーマル)から、力強い加速が必要な時に使うPOWER(パワー)、経済的な走りを重視するECO(エコ)、ワインディングをキビキビと走ることができるTARMAC(ターマック)、未舗装路や濡れた舗装路での操縦性を重視したGRAVEL(グラベル)、雪道などの滑りやすい路面でも安定して走行できるSNOW (スノー)、ぬかるみや深い雪がある道でスタックが発生した場合でも脱出性を発揮するMUD(マッド)と、多種多様な路面状況に応じた7つのモードを用意しています。
燃費性能は、ハイブリッド走行での燃費はリッターあたり16.6キロ、外部充電で電気走行して、完全に燃料走行に切り替わるまでの走行距離を表すEV走行換算距離は87キロ(全車Mグレードの場合)です。充電時間は普通充電で約7.5時間、急速充電で約38分。また、外部充電を使用しなくても、車体に搭載されたエンジンで発電した電気を使用して走行することも可能です。価格は、462万1100円からです。
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松本 健多朗