軽自動車の中で、今でもベーシックな乗り物として存在しているのが「スズキ アルト」です。アルトは、1979年5月に発売されたハッチバックタイプの軽自動車。初代が登場した時は、様々な部分をコストダウンすることで、他社の軽自動車よりも低価格の47万円を実現。軽自動車の中でも非常に割安な事で人気となりました。
200万円近くする高価な軽自動車が登場した現在も、アルトは実用的なベーシックカーとして知られており、2021年12月に発売された9代目アルトは、基本的なコンセプトを変えずに進化しました。
やさしい丸みのあるフォルムが特徴のエクステリア
今回登場した9代目アルトのデザインは、親しみやすい柔らかなデザインなのが特徴です。デザインコンセプトは、「気軽」「安心」「愛着」で、フロントガラス、リアガラスを立たせ、全体的な形状をボクシーにしつつ、丸みを帯びた柔らかなフォルムに、楕円形のモチーフを取り入れることで、気軽に安心して乗れる親しみやすいデザインを売りにしています。
ボディーカラーは、新色「ダスクブルーメタリック」と「ソフトベージュメタリック」等のモノトーンカラーを用意。
さらに、「L アップグレードパッケージ装着車」、「HYBRID S」、「HYBRID X」グレードにはメーカーオプションで、屋根のカラーがホワイトになったホワイト2トーンルーフ車を用意し、合計で12パターンのカラーラインアップを用意しました。