3月に定年退職をする方もいるでしょう。セカンドライフをどう過ごそうか、退職金が出たら何に使おうか、思いを巡らせる時期ですね。

しばしば「日本の定年後のシニア世代はお金持ちらしい」と言われています。それでは定年して少し経った70代以上の方は、実際のところどれくらい貯蓄を保有しているのでしょうか。リアルな貯蓄額を確認しましょう。

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70代以上の貯蓄・中央値は1000万円

人生100年時代といわれる現代において、70代はまだ老後がはじまったばかりとも言えそうです。ただ年金生活の方が多く、貯蓄を取り崩しながらの生活にはお金の不安も感じるでしょう。

今回は金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」より、まずは70代以上の貯蓄の平均と中央値を確認します。

【70歳以上】金融資産保有額の分布(金融資産を保有していない世帯を含む)

  • 平均:1786万円
  • 中央値:1000万円

上記をみると、70歳以上の貯蓄の平均は1786万円です。平均をみるとしっかり貯蓄がある印象ですが、平均は一部の大きな数字に引っ張られやすい傾向にあります。

より実態に近い中央値でみると1000万円。では、よりくわしい貯蓄額の分布を確認しましょう。