勤続年数別の平均給与は?
それでは、勤続年数別の平均給与も見てみましょう。
男性は勤続年数15〜34年で年収600万円を超えています。勤続年数25年〜34年では年収700万円を超えますね。
一方、女性の場合は勤続年数が長くても年収600万円を超えません。1番高くて25〜29年で年収432万円です。女性が年収600万円を超えるには、職種や業種なども検討する必要がありそうです。
年収600万円もその実態はさまざま
今回は年収600万円に視点を当ててみてきました。年収600万円に達するには男性で勤続年数が長いことが一つの目安になるでしょう。
ただし職種や業種、また地域によっても年収は差があります。平均的な結果にはなりますが一つの参考にしてみてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。