2022年!老後資金の準備を始めるには。

これまでのデータを見てきて、老後にかかるお金の事を考えて強い不安にかられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、老後資金は1000万円単位での準備が必要と言われているため悩む気持ちも分かりますが、あまり過度に心配をする必要はありません。

まずは、自分の場合はいくら老後資金を準備したらいいかを考えてみましょう。

必要な老後資金が決まったら、今の自分ができる範囲で老後資金の準備を始めてみたら良いのです。

例えば、「年金だけでは足りない老後の生活費が2000万円」と「老人ホームに入るための介護費用が2000万円」の両方を準備しようとすると「毎月10万円以上貯金しなきゃいけない?」考える方もいますよね。

しかし、月に10万円以上貯金できる方は非常に少ないと思います。

なので、そんな時は「必要最低限の生活費」と「万一の介護費用」のどっちを準備しておきたいか優先度を決めて、最初は優先度の高い方だけ準備を始めるとよいでしょう。

余裕がでてきたら、次に準備したいものの資金づくりを始めると良いのです。

日本の年金制度や介護に関わる社会保障制度は年々変わっています。もしかしたら、高齢者の増加に伴い料金が安くてサービスも充実した介護施設も今後増えるかもしれません。

将来を見据えたお金の準備も大事ですが、一番大事な事は自分の老後に関する情報にアンテナを向け続ける事です。

入ってくる情報を元に、常に老後のマネープランを見直していくと「過度な心配」をせずとも安心して老後の生活設計ができるのではないでしょうか。

参考資料

鶴田 綾